これからゴルフを始めようかと考えているあなた。勧められたけど、いまいちピンとこないあなた。紳士のスポーツとはよく聞きますが、女性にもとても人気があります。性別世代を超えて一緒に楽しめるスポーツ。ゴルフ未経験の方に「ゴルフってこんなスポーツ」を紹介します。
ゴルフとは?
「ゴルフとは?」
ゴルフをやったことがない未経験の方や、初めて間もない初心者は、ふと気になる疑問ではないでしょうか。例えば、Wikipediaにはこう書いてありました。
ゴルフ(スコットランド語: Gowf, 英語: Golf)は、コース(Course)においてクラブ(Club)といわれる道具で静止したボール(Ball)を打ち、ホール(Hole、カップとも)と呼ばれる穴にいかに少ない打数で入れられるかを競う球技の一種。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
その通り!でもこれは物理的に何をするスポーツなのか、です。
重要なのは、性質的に「どんなスポーツなのか」ですよね。
それでは実際に、簡単なゴルフの説明も交えつつ具体的にご紹介します!
一人でも、誰とでも。どこでも、いつまでも楽しめる生涯スポーツ
生涯スポーツという言葉、一度は聞いたことがあるかと思います。特に健康や趣味をテーマにした番組や記事で多く取り上げられています。
生涯スポーツ(しょうがいスポーツ、英語: lifelong sport)とは、その生涯を通じて、健康の保持・増進やレクリエーションを目的に「だれもが、いつでも、どこでも気軽に参加できる」[1]スポーツをいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
生涯スポーツとは健康維持のための運動として、余暇を過ごす趣味として誰とでもできるスポーツのことです。そしてまさに、ゴルフには生涯スポーツとしての側面が強くあります!
自分のペースで気軽に楽しめる
「ゴルフは敷居が高い・・・」
「難しそう・・・」
「時間もお金もかかりそう・・・」
このように感じている方も多いのではないでしょうか?そういった先入観は全て捨ててしまいましょう!ゴルフは一人でもできるので、自分のペースで気軽に始められるスポーツです。
ゴルフをする場所はどこにでもある
ゴルフができるのは、「ゴルフ場」や「練習場」だけではありません!屋外だけでなく室内もあります。実は「ゴルフをする場所」はとても多いのです。ゴルフは、その日の気分や目的、一緒に行く人によってさまざまな形で楽しむことができます。
運動不足解消や健康維持によい
ゴルフはスポーツですが、激しく動き続けることが全くありません。簡単に日々の運動に取り入れることができます。ゴルフコースに行けば有酸素運動のウォーキングにもなりますし、スイングは全身を使った運動で体幹も鍛えられます。ゴルフは、ストレス発散や運動不足解消にも効果的なスポーツです。
ゴルフに年齢は関係ない
ゴルフは長く続けられる、続ける限り上達するスポーツです。100歳のプロゴルファーもいますし、7歳のジュニアゴルファーもいます。そして、7歳と100歳がお互い全力で楽しみながら一緒にプレイすることも可能なスポーツです。
ゴルフは幅広く、そして末永く楽しめる生涯スポーツです。体力やパワー以上に、繊細な技術や経験が結果に大きく影響しますので、続ける限り上達し続けるスポーツとも言えます。そしてそれは、ゴルフが他の球技とは違う少し特殊な競技だからです。
ボールを使った他の球技とは大きく異なる競技スポーツ
ゴルフは、他の球技スポーツとは大きく異なる点があります。
それは、「止まっているボールを打つ」ことです!
ゴルフのボールは止まっている
例えば、専用の道具でボールを打つスポーツに卓球やテニス、野球がありますが、どちらもボールと選手が激しく動いていますよね。多くの球技では、対戦相手との「ボールのやり取り」があります。つまり、「動き続けること」と「瞬時に動きに反応する」ことが要求され、その運動能力の差やチームワークなどが勝敗に大きく影響します。
ゴルフに敵はいない
一方ゴルフでは、ボールはクラブで打つときには静止しています。ゴルフのスコアの競い方は、「ボールをカップに入れるまでに打った回数」なので、直接対戦相手と接触したり、他人の動きに反応する必要はほとんどありません。つまり、他プレイヤーとの俊敏性やパワーの差に影響されません。
ゴルフは地形や環境の攻略
もちろん、ゴルフは野外の広大なゴルフ場で行われるので、競技を有利に進めるためには体力やパワーも必要な要素です。しかし、それ以上に観察力が大切になります。ボールの状態、地面の傾斜や芝の向き、風の向きや強さなど周りの環境が大きく影響します。これらを注意深く観察し、自分の状態や道具、ショットを考えながらボールを進めていきます。ゴルフは長いゴルフ場を移動しながら攻略していく、自然を相手にする競技とも言えます。
ゴルフは球技ですが、どちらかというとダーツやビリヤードに近いかもしれません。そしてこれらの特質が、ゴルフは競技でもあり生涯スポーツにもなる大くの要因かもしれません。
目標や目的、レベルを超えて共有できるコミュニケーションツール
上手い下手に関係なく一緒にできる
「ゴルフを一緒にプレイする」ことに、実力差はあまり関係ありません!上記でもすこし触れましたが、ゴルフは自分のペースでプレーできるスポーツです。相手の実力に合わせる、追いつく必要はありません。さらにゴルフには、様々なレベルの人たちが一緒に競技できる、ハンディキャップ制度があります。また、いくつかのスタート地点があり、飛距離に合わせて選ぶこともできます。このように、ゴルフはその性質、ルールの両方からも、レベル差を超えてプレイできるスポーツです。
ゴルフでは会話をする機会が多い
ゴルフコースでプレイする場合、一緒に回る方とおおよそ半日を共に過ごします。朝の挨拶から始まり、休憩時、移動や各ホールでのスタート前など、プレイ中でも会話をする機会を多くとれる珍しいスポーツです。自然の中を移動しながら、ゴルフを通した共通の話題やちょっとした雑談など。ゴルフという共通の時間を共に楽しみながら、一歩距離を近づけるよい機会になります。
性別や年齢を超えた共通の趣味
ゴルフはその特性から、性別、年齢、さらには熟練度や個々の目標を超えて共に楽しめるスポーツです。例えばゴルフ場に行かなくても、練習場で共にスイングの確認をしたり、ゴルフショップでショッピングしたり。最近では室内ゴルフやお酒や食事ができるゴルフバーなどもあり、一層コミュニケーションがとりやすくなっています。
まとめ
きっとこの記事を読んでいるあなたは、多少なりともゴルフに興味が出ていたことと思います。いかがでしょうか?趣味や日常のプラスアルファとして、生涯スポーツとなるゴルフを初めてみては。